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テレビCMのオンライン送稿について
皆さん、こんにちは。
クリエイティブ事業部、プランナーの原田です。
本日はタイトルの通り、
テレビのCM素材の搬入方法について来年の3月から
ルールが大きく変わりますのでその話をさせていただきます。
これまで、CM素材を搬入していた記録メディア「HDCAM」が
2022年3月末をもって取り扱いが完全に終了します。
といっても、実際は
「2021年3月以前に制作されたCM素材のみ搬入可能」
という特例以外は、すでにHDCAMでの搬入は終了しております。
HDCAMに変わる搬入メディアが「XDCAM」です。
見た目もビデオデープからDVDに変化したような感じがしますね。
メディアが変わっただけでなく、
CM素材のフォーマットも従来のものから新しいものに大きく変わっています。
ただ、HDCAM→XDCAMへのメディアの移行は本来の目的ではありません。
テレビCMのオンライン送稿が本格的にスタートします。
(といっても、もうすでに始まっています)
テレビでCMを流す際に関係する、
①制作会社
②広告会社(制作取り扱い)
③広告会社(媒体取り扱い)
④テレビ局
がオンライン上で素材のやりとりをすることができ、
これまでのようにテープにプリントして各局へ搬入するという
時間と人の労力を削減することができるようになりました。
手間が減るならよかったね!と素直に喜べないのが上の図。
オンラインでのCM送稿を行う場合に、私たちが行う作業をまとめたものです。
えっ、CM1タイプ流すのにこんなに作業が多いの???な感じです。
私自身も内容を理解しつつ、
フローをまとめるのにとにかく時間がかかりました(汗)。
CM放送が弊社だけの取り扱いであれば問題なく対応できますが
1つの素材に対して、複数局で放送する予定があり、
テレビ局ごとに取り扱う広告会社が異なる場合は注意が必要です。
正直申し上げて、今回の送稿方法の変更は
クライアント様には関係ございません。
ただ、これまでの「テープ費」や「プリント費」など、
コストの部分が大きく変わる可能性がございますので
弊社営業スタッフでしっかりと内容を把握し、
クライアント様の方にも、順次ご説明をさせていただきます。
「オンライン送稿を予定していたが、他の広告会社が未対応だったためXDCAMでの搬入になった」
という事例もいくつか出てきております。
オンライン送稿は、熊本に限らず全国統一のルールですので、
CMを扱う広告会社全体の課題として取り組んでいきたいですね。
弊社では、今後の完全オンライン化の流れを考慮し、
2022年4月以降についてはオンライン送稿を推奨しておりますが、
放送局数や制作コストを考え、
XDCAMでの搬入も臨機応変に対応させていただきます。
CM搬入はもちろん、素材制作についても
お気軽にアド・スーパー・ブレーンまでご相談くださいませ^^
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